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‘講習’ カテゴリーのアーカイブ

ケント・ギルバート氏の「日本住宅文化比較論」

2017 年 10 月 13 日 Comments off
2017年10月13日(金) 〇  

昨日、お付き合いのある建材屋さんが主催するセミナーでケントギルバート氏の特別講演を拝聴しました。ケント・ギルバート氏は、私が毎週録画して観ている「そこまで言って委員会NP」によく出演する日本贔屓の芸能人ですが、その本業はカリフォルニア州弁護士です。日本人が日本人の立場からは言い難いことを的確且つ率直に言ってくれる、日本人の強い味方です。

171012ーケント・ギルバート氏

今回のお題は「日米住宅文化比較論」。対中国や対韓国の政治的なお話しを聴きたかった私としては少々残念ではありましたが、ギルバート氏は実は建築への造詣の深い一面もお持ちで、自らの日本とアメリカでの建築経験を踏まえたお話しはとても興味深くタメになりました。

ギルバート氏によると、日本とアメリカの住宅事情で一番大きな違いは中古住宅の価値です。アメリカでは家を所有するというのは一種の投資であり、維持管理をしっかりすればその価値は上がっていきます。そもそもアメリカ人は総じて日曜大工好きです。一方日本では、新築時をピークとしてその資産価値は右肩下がりで、売却する際には建物を解体し更地とした方が価値が上がることもあります。ギルバート氏曰く、それは住宅メーカーと金融機関の陰謀ではないかと。

ここからは私の持論。アメリカで中古市場がしっかりと機能している理由として、アメリカ社会の流動性が挙げられると思います。アメリカでは、より条件の良い職を求めて移住するのは当たり前のことですし、その時々の家族の形に合わせて家を住み替えることも現実的な選択肢です。その分サンクスギビング等の行事をとても大切にしているのも事実です。一方日本には"家系を守る"という風習がありますし、家系を守る立場でなくとも一度マイホームを構えたらそこに定住するのが主流です。逆にそうでない人達には"転勤族"なる名前があるほどです。

アメリカの住宅は住み替えるものであるのに対し、日本の住宅は一生住むものという違いが根底にあり、この日米の社会構造の違いが直接的に中古住宅市場の違いになっていると思います。そうである以上日本の中古住宅市場がアメリカの合理性を得ることは難しいでしょうし、中古住宅の価値が認められない以上いくら日本が長期優良住宅等の長寿命住宅を推進したところで、その本質は簡単には変わるものではないと思います。

登壇する時と降壇する時に、ギルバート氏が後方に掲げられていた日本の国旗に向かって丁寧に、嫌味なくお辞儀していたのがとても印象的でした。ギルバート氏は、紛れもなく一般的な日本人よりも日本の心を持つ外国人でしょう。

中島 大地

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パッシブデザイン設計法 第3回、「ゼータの鼓動」

2017 年 9 月 4 日 Comments off
2017年9月4日(月) 〇  

昨日、岐阜県立森林文化アカデミーが主催する実務者講習、辻充孝准教授が講師を務めるパッシブデザイン設計法講習の第3回を受講しました。月に1回日曜日に開催される全6回シリーズも今回で半分が済みました。第1回ではパッシブデザイン設計法の10のステップの概論を学び、続いて第2回では断熱性能、そして今回は気密と防露。気密と防露に関しては部分部分は知っていましたが、こうやって講義の中で体系的に学んでみると、その重要性、幅の広さや奥の深さを実感します。

170903-パッシブデザイン設計法第3回

防露性能を語る上で重要な要素に「透湿比抵抗」なるものがありまして、ギリシャ文字で「ζ」と表記し「ゼータ」と読みます。このζ値を説明する"同志"辻先生がはにかみながらも生き生きしているのに気付いたのは私だけでしょうか。

中島 大地

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既存住宅状況調査技術者講習

2017 年 8 月 30 日 Comments off
2017年8月30日(水)  

一昨日、国土交通省が実施する既存住宅状況調査技術者講習を受講しました。平成30年4月に施行される改正宅地建物取引業法を受けて、既存住宅の売買の際に状況調査(インスペクション)を励行しようという動きの中で、建築士がその調査技術者になろうというものです。

170828-既存住宅状況調査技術者講習会

9:30am過ぎに始まり、みっちり5:30pmまで講義が続き、そして最後にはしっかり試験もありました。状況調査の技術はとても勉強になりましたが、それにも増してこの教科書がとても良くできています。中島工務店でも年次点検の際の検査項目や留意点の体系化を進めて来ましたが、この教科書はほぼそのままガイドラインとして活用することができそうです。

中島 大地

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NORITZハウレッシュ会のディープな夜

2017 年 8 月 24 日 Comments off
2017年8月24日(木)  

2017年度のNORITZハウレッシュ会情報交換会に出席しました。5:00pmに始まった本会はわずか20分で終了、引き続き懇親会。その後はNORITZの担当者さん、販売店のカネコさん、後は工務店で連れだって二次会へ。こちらが真の情報交換会でした。ノミニケーション、いいね。

170824ーNORITZハウレッシュ会

中島 大地

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パッシブデザイン設計法 第2回

2017 年 8 月 7 日 Comments off
2017年8月7日(月) 〇  

昨日、岐阜県立森林文化アカデミー辻充孝准教授が講師を務める6回講座パッシブデザイン設計法の第2回を受講しました。第1回からすでに1ヵ月が経過しているとは、光陰弾丸の如しです。

170806-パッシブデザイン設計法

第2回は断熱性能に関して。午前の部ではまず断熱性能の概論を。断熱性能の重要性に始まり、日本の現状とこれからの展望。午後は主に外皮計算の演習等々。全く初めて聴く内容ではありませんでしたが、こうやって何度も繰り返して学ぶことが私には必要です。そして復習も。何とか落ちぶれないように着いて行きたいと思います。

中島 大地

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パッシブデザイン設計法 第1回

2017 年 7 月 2 日 Comments off
2017年7月2日(日) 〇  

岐阜県立森林文化アカデミー辻充孝准教授が講師を務める6回講座パッシブデザイン設計法の第1回を受講しました。社会人でも参加しやすい日曜日開催。岐阜県版次世代住宅のテキストも監修している辻先生の真骨頂パッシブデザイン10のステップが講座の軸です。

170702-パッシブハウス設計法01

パッシブデザインが私達地域工務店の持ち味となると実感している数年、あちこちで開催される講習に積極的に参加していましたが、加子母からもほど近いアカデミーで"同志"辻先生による講座はこの上ない機会です。無理言って中島工務店から私を含む3名を受け入れてもらいました(申し込み受付締め切り後に)。講座の会場は3名分窮屈になっていました。

170702-パッシブハウス設計法02

午前の部は「パッシブデザイン10のステップ」の概論。過去に数回拝聴した内容ですが、私にはこの繰り返しが必要です。10のステップとは、

 1.  パッシブ住宅を考える
 2.  気候特性を読む
 3.  地域環境を読む
 4.  暮らし方を読む
 5.  プランを行う
 6.  躯体性能をデザインする
 7.  エネルギー性能をデザインする
 8.  シミュレーションを行う
 9.  環境性能を実測する
 10. 総合的にバランスを考える

午後からはステップ1から5の詳細の解説。気象庁の気象データ、SketchUpやJW_CADといったフリーソフトの日照シミュレーション、Google MapやGoogle Earth、GISポータルサイト等々、今日から使えるツールや技を伝授して頂きました。そして講座の締めに15分間のプランニング大会。6チームそれぞれの代表によるプラン発表は、ヒントと刺激に満ちていました。

170702-パッシブハウス設計法03

辻先生の講座には付き物の宿題もしっかりありました。回らない頭に鞭打って取り組みます。

中島 大地

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パッシブデザインの事業化講習

2017 年 3 月 13 日 Comments off
2017年3月13日(月) 〇  

(株)ナックが主催する地域工務店がパッシブデザイン住宅で事業化する方法を公開を受講しました。

第一部は、新建新聞社社長の三浦祐成さんのご講話「地域工務店にしかできないポジショニングと戦略」。ヒントに溢れた三浦さんのお話の中で特に心に残ったのは、①パッシブデザインは工務店ビジネスにしっかりマッチし、15年で4割減少すると予想されている市場で生き残るための強みになる②"三方よし"の理念経営が求められている③地域工務店が家をつくることが一番の地方創生である。

170313-三浦祐成さん

第二部の講師は、愛知県江南市の安井建設(株)アトリエ・コ・ラボ事業部長の木村真二さん。パッシブデザインをしかとビジネスモデルに落とし込み短期間で業績を伸ばしている点はもちろんですが、マニュアルの整備とロールプレイングの反復、モーティベーションとインセンティブのあり方等、企業としてのバランス感覚と総合力に裏打ちされた"地力"に感銘を受けました。

中島 大地

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LIXIL2017SPRING新商品内覧会

2017 年 2 月 8 日 Comments off
2017年2月8日(水) 〇  

毎年この時期に常滑市で開催されるLIXIL2017SPRING新商品内覧会に今年もお招き頂き、昨日設計メンバーと共に行ってきました。ここ数年はなんだかんだで私だけドタキャンが続き、久しぶりの常滑です。

170207ーLIXIL新商品発表会

写真撮影が許されたのがタイルのセクションだけでしたので紹介できる写真はこれだけですが、今年のLIXILは全般に渡り良くなっています。エコカラットは種類が増えた上に質感も増し、キッチンは最も採用しているアレスタのシンク周りが革新的に良くなりました。ユニットバスは天井高等の対応範囲が広がり、シャワーがフルフォールになり高級感が増しました。トイレも中間グレードが登場し提案の幅が広がりました。内覧会で最新機種や改善箇所が一望できた上、まるは食堂で大きな海老ふりゃあもご馳走になり、常滑まで足を延ばした甲斐がありました。LIXILの皆様、ありがとうございました。

170207-まるは食堂

中島 大地

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ムラモト営業戦略セミナー

2017 年 1 月 27 日 Comments off
2017年1月27日(金) 〇  

ドタバタしている間に二日前の話になってしまいましたが、岐阜市で開催されたムラモト営業戦略セミナーに参加しました。セミナーは二部構成で、まず前半は新建新聞社の三浦祐成社長のご講話「生き残りたいなら大手の逆をいこう!今後の住宅市場・住宅業界を大予測!~量産住宅会社に負けない工務店・ビルダーの生き方~」を拝聴しました。

170125-ムラモト営業戦略セミナー (1)

ヒントと気付きに溢れた三浦社長のご講話の主題の一つが、地域工務店が戦略・戦術を考える上で"量産住宅会社"が売りとしていることの逆張りを意識すべきだというものです。まずはこの"量産住宅会社"は、一般的には"大手ハウスメーカー"と呼ばれていますが、この"大手"の響きがすでにハウスメーカーに優位性を与えているので、住宅を"量産"する会社という実態をもっと表現すべきだということです。

三浦社長は、"量産住宅会社"にはない地域工務店の強みを整理し発信することの重要性を説かれました。自然素材と手仕事でつくる木の家、.住まいで幸せを最大化する少数精鋭のプロ集団、地元を元気にする地域貢献企業、コトとヒトが財産であり売りもの、住まいと暮らしにイノベーション。以前は私もよく使っていた表現ですが確かに最近ではあまり使わなくなっています。こうして見直してみると少しベタではありますが、確かに工務店の本質と強みを端的に言い当てていると思います。一周回ってメッセージ性の強い表現で再度発信して行きたいと思います。

他にもたくさんのヒントを頂きました。ダラダラと羅列します。
 ・ ハウスメーカーのブランド力は"なんとなく安心"であり、そのための販促費"量産コスト"が存在する。
 ・ ハウスメーカーはセールス集団。
 ・ ハウスメーカーには地元がない。その地域から撤退したらどうする?
 ・ 日々小さな改善や進歩を仕様に反映しやすいのが工務店。
 ・ 商品の分かりやすさが大切で、「この品質にしては安い」という価格帯が武器になる。
 ・ 建物の良し悪しはお客様には分かりにくいが、「あの人が好き、あの人は信頼できる」は分かりやすい。
 ・ 注文住宅には型がなく売りにくい。明確な型がある建築家・工務店が売れている。
 ・ "定番住宅"と"提案住宅"を定義し、注文住宅すぎない方が良い。
 ・ 「商品化」=「型」に名前と価格をつけて分かりやすくすべき。
 ・ 「標準採用・全棟採用」は分かりやすい。やらないこと、使わないものリストも。
 ・ 推薦主義=セレクトショップ化
 ・ お客様の"ひとめぼれ"が大切。理想の家をモデルハウスで見せる。
 ・ 暮らしや家づくりのプロセスと言った顧客体験を重視し独自化する。

セミナー後半は、ムラモトさんオリジナルの室内用左官材Wallo(ウォーロ)の施工実演でした。以前からご紹介頂いていてその概要は知っていましたが、今回のセミナーで素材感と施工性を実感することができました。価格も含め非常に魅力的な素材、採用を積極的に検討したいと思います。

170125-ムラモト営業戦略セミナー (2)

中島 大地

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第3回エコハウス研究会全国大会2日目:犬山散策

2016 年 12 月 12 日 Comments off
2016年12月12日(月)  

7日と8日に名古屋市で開催された第3回エコハウス研究会の2日目は、愛知県内の建築物視察でした。常滑市と犬山市の選択肢があり、迷いに迷った末に犬山市を散策しました。

齢四十二で初めての国宝犬山城。現存する数少ない木造の城で、国宝5城の一つです。

161208-犬山散策 (1)

紅葉のピークは過ぎていましたが、秋の桜が咲いていました。

161208-犬山散策 (2)

上段の間。

161208-犬山散策 (3)

恐る恐る廻縁に出て愛知県方面を一望。

161208-犬山散策 (4)

廻縁を回って岐阜方面を一望。遠くに冠雪の御嶽山が見えます。下腹部がゾクゾクします。

161208-犬山散策 (5)

続いて犬山城の城下町を散策。

161208-犬山散策 (8)

文化財旧磯部家住宅。起(むく)り屋根が象徴的です。

161208-犬山散策 (9)

昭和横丁。

161208-犬山散策 (10)

161208-犬山散策 (11)

名鉄犬山ホテルの敷地内にある日本庭園・有楽苑が散策のクライマックス。国宝茶室・如庵は、幹事さんの顔で特別に中も見学させて頂きました。

161208-犬山散策 (14)

参加者の皆さんと如庵の前で記念写真。師走の忙(せわ)しい時期に、少し後ろめたさを感じながらもゆったりと犬山を散策することができました。参加者の皆さん、ありがとうございました。

161208-犬山散策s

中島 大地

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第3回エコハウス研究会全国大会1日目

2016 年 12 月 8 日 Comments off
2016年12月8日(木) 〇  

お付き合いのあるメーカーさんよりお声掛け頂き、昨日と今日開催された第3回エコハウス研究会全国大会に出席しました。第1回・2回は東京での開催でしたが、第3回は名古屋市千種区にあるザ・ナンザンハウスが会場となり、私もご縁を頂きました。参加者の中には福島や福岡からお越しの方もいらっしゃいました。

161207-第3回エコハウス研究会全国大会in名古屋

エコハウス研究会は、建築家の丸谷博男先生が主催する勉強会で、その形体はフランチャイズでなければ資材購入のネットワークでもなく、丸谷先生の"日本の素晴らしい木造建築を昔ながらの王道に戻したい"との想いに集まった門下生の集まりです。丸谷先生の開発された、太陽熱利用と調湿性能を持つそらどまの家の設計者を育成する講座が毎年開催され、修了者はエコマイスターに認定されます。

昨日の全国大会1日目は多数の事例発表や推奨部材の展示があり、「そらどまの家」の概要を知ることができました(もちろん出版物も事前に目を通していましたし)。推奨部材の展示の中には「中島とつくる家」でも標準採用しているものもあり、「そらどまの家」に親近感を覚えると同時に私達の家づくりの方向性の妥当性も再確認しました。

丸谷先生のみならず門下生の皆さんが事例発表の中で"空気感"という言葉をよく使っていました。暑さ寒さだけではない総合的な快適さを表す言葉だと思いますが、丸谷先生のおおらかなお人柄が表れた良い言葉だと思いました。又、懇親会の締めに丸谷先生が「家並みをつくるのは建築家ではなくて地場工務店」とご挨拶されました。地場工務店の矜持をしかと認めエールを送って下さっている気がしました。そんなこんなで収穫の多い全国大会1日目でした。

今日の全国大会2日目は愛知県周辺の建築物見学。常滑と犬山の選択しの内、私は人生初の犬山散策を選びました。その模様は次回にでも。

中島 大地 

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日独木造建築シンポジウム@岐阜森林文化アカデミー

2016 年 11 月 16 日 Comments off
2016年11月16日(水) 〇  

13日(日)の午後、岐阜県立森林文化アカデミーで開催された日独木造建築シンポジウムを拝聴しました。現前日には加子母にお越し下さったロッテンブルグ森林大学のルトガー・デデリッヒ教授による「ドイツにおける日本建築のこれから」、隈研吾建築都市設計事務所の長井宏憲先生による「木でつなぐ建築」、そしてアカデミー講師陣が加わってのパネルディスカッションの三本立てでした。シンポジウムの内容は森林文化アカデミーのブログを拝借させて下さい。

161113-日独木造建築シンポジウム (1)

パネルディスカッションの締めは「木材の魅力は?」という問いでした。デデリッヒ教授は先の加子母ツアーで入手した東濃ひのきの鉋屑を手に、シンプルに「木が好き」と。私の答えは何だろうかと考えてみると、「そこに山があるから」が浮かびました。

木材は古来から人類のすぐそばにある素材であり、日本には世界に誇れる高度な加工技術があります。製造や廃棄に掛かる負荷が他の素材に比べ格段に低く、その上適切に活用することで未来永劫使い続けることができ、引いては生態系保全にも重要な役割を果たします。もちろん木材にも反ったり割れたりという建材としての欠点がありますが、欠点を軽減するための手間を差し引いても最も優れた建材の一つであると言えます。そんな素材が加子母周辺の山村にはたくさんあり、私達はそれを糧として生活しています。木材を活かすのが私達の生業ですが、そのお返しに木材は私達を生かす資源です。木材の魅力、それは私達にとって"運命共同体"であることです。

161113-日独木造建築シンポジウム (2)

一泊二日の加子母ツアーと日独木造建築シンポジウムで、私達の日頃からの取り組みを木造建築に精通する第三者に褒めて頂けたのは、私達にとって大きな力になります。デデリッヒ教授、本当にありがとうございました。そしてまたお会いできる日を楽しみにしています。

161113-日独木造建築シンポジウム (3)

中島 大地

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写真講座

2016 年 11 月 11 日 Comments off
2016年11月11日(金)

去る11月8日に加子母総合事務所で開催された写真講座を受講しました。講師はウェブ・マーケティングを手掛けるアソビュー(株)の宮崎さんと、付知町は早川写真館の早川さん。私のような初心者を対象とした約2時間の講座でした。

161108-写真とカメラ講座

まず宮崎さんに、"いつ、誰に、何を"の構成要素の分析、目に留まりやすい写真や選ばれやすい要素等を実例を交えてご紹介頂きました。続いて早川さんには、レンズの種類や用途、"ウェブ串刺し構図、首切り構図、日の丸構図"等の撮影の基本、ホワイトバランスの調整やオートフォーカスの使い方等をご説明頂きました。

憧れの一眼レフを購入してから早1年以上が経ちましたが、いまだに専ら狙ってシャッターを切るのが関の山です。そんな私にちょうどいい基本中の基本を教えて頂いた写真講座でした。

中島 大地

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隈研吾氏曰く、”木の時代”

2016 年 5 月 20 日 Comments off
2016年6月20日(金)

18日に、岐阜市で開催された公共建築の木材利用推進シンポジウムで、建築家隈研吾氏のお話を拝聴しました。紹介された数々の公共建築にはふんだんに木材が利用されていて、住宅とはスケールは違えど大いに親しみを感じました。

160518-木材利用推進シンポジウム

隈氏のお話の主題は、現代は"木の時代"であることでした。複数の震災を経験し、人間は自然を尊重して生きて行くべき時代であり、日本が世界のリーダーになるべき時代であるということ。

確かに、思えば外国から日本の木造建築を視察すべく加子母にお越し下さるお客様もこの所増えています。これらのご縁がすぐさま商売のタネとなるわけではないですが、日本人としての誇りを胸に、一つ一つに丁寧に対応したいと改めて思いました。

中島 大地

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「東濃桧と飛騨の杉の家づくり」連続講座第3回

2016 年 3 月 1 日 Comments off
2016年3月1日(火)

28日(日)の話。中津川市と高山市が連携して開催している3回シリーズの「東濃桧と飛騨の杉の家づくり」連続講座の最終回を受講しました。今回は日曜日開催の公開講座で、木材ライターの赤堀楠雄さんのいま、ふるさとの木で家を建てるを拝聴しました。赤堀さんとは中島工務店東京支店モデルハウスTOKYO STYLEのオープンイベントでお会いしていたことを、講演後の名刺交換の際に思い出しました。大変失礼しました。

160228-高山中津川

力のある素晴らしいお話でした。この頃は専ら温熱や耐震といった研修ばかりでしたが、私達の取組みの原点である木材活用を新鮮な気持ちで見直すことができました。心に残ったラインをいくつか紹介します:

・ 木を伐ることは良い/悪いの二者択一ではなく、適切に利用することが大切。
・ 地域で"育った"木ではなく"育てられた"木で家を建てるべき。
・ 良い木をつくるためのソートと良材のマーケット開発に注力すべき。
・ 自然は値引きしてくれない。
・ 木の家づくりは地域づくり。
・ 山村に林業が不可欠なのではなく、林業に山村が不可欠。
・ 公共建築物木材利用促進法は森林整備が目的であり必ずしもユーザーメリットではない。
・ 法隆寺が現存するのは価値がある建物だから。
・ 日本の住宅事情は不動産評価にも問題あり。
・ 木材は"人に優しい"建材であり、"人が優しくなれる"建材。

中島 大地 〇

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中小企業が造る地域型ゼロエネルギー住宅の講習会【基礎編】

2016 年 2 月 7 日 Comments off
2016年2月7日(日)

昨日、日頃よりお世話になっている金子建築工業(株)が主催する国交省補助事業の講習「中小企業が造る地域型ゼロエネルギー住宅の講習会」【基礎編】を受講しました。講師は、岐阜県が誇る温熱と省エネのニュータイプ、"同志"辻充孝先生(県立森林文化アカデミー准教授)。会場の木KeyPointの大ホールは満員御礼と、さすがの人気です。

160206-辻先生講習

辻先生が常に心掛けているというパッシブデザインの10のステップを実例を交えて詳しく解説して頂いた、実に贅沢な90分間(+α)でした。今まではパッシブデザインは断片的な知識でしかなく何となく意識していた程度でしたが、体系化された10のステップを一つ一つ丁寧に踏むことで、地域の気候風土を活かした健康で省エネの住まいとなる。決して簡単な作業ではありませんが、中島とつくる家の価値を高める設計作法にこれから積極的に取り組んでいきたいと思います。

中島 大地

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ノーリツ・カネコ視察ツアーinつくば市

2016 年 1 月 23 日 Comments off
2016年1月23日(土)

昨日、日頃より大変お世話になっている建材業者のカネコさんと給湯器メーカーのノーリツさんが主催するノーリツ・カネコ視察ツアーに参加しました。思えば同様のツアーに私が参加させて頂くのは第1回以来3 年振りです。今回は茨城県つくば市にある神立工場とつくば工場をの見学しました。

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まずは神立工場で給湯器の生産ラインを見学しました。石油やガスの給湯器では言わずと知れた日本有数のメーカーですが、新しく生産しているガスと電気のハイブリッドタイプは以前参入していたエアコン業界で培ったヒートポンプ技術を復刻し、そのほとんどの部分の製造を内製化しているそうです。この内製化にこだわる姿勢は、加工工場を持つ中島工務店にも共通していて親しみを覚えます。工場につき見学内容の写真はありません。

続いてつくば工場に移動し、システムバスのショールームと生産ラインを見学しました。新生ユパティオには「OWRe」(オウレ)と称される革新的な改良が詰まっています。"おそうじ"、"ウォールデザイン"、"リラックス"の略です。

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まずは"ウォールデザイン"。全30柄53色の充実の取り揃えが素晴らしいのはもちろんですが、パネルを跨いでの連続柄は業界初だそうです。更には独自の絵柄を印刷してもらうこともできます。ワン&オンリーの住まいづくりをお手伝いする中島工務店を重宝して下さるお客様の中には、きっと独自の柄のユニットバスを喜んでくれる方もいらっしゃるでしょう。もちろん私もその内の一人です。

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続いて、"おそうじ"。以前からある浴槽の自動洗浄機能「おそうじ浴槽」の性能がさらに向上しました。その他にも床や壁や鏡のおそうじ勝手が更に良くなったそうです。毎日家族で使う物ですし、夫婦共働き率が上がっている現代ではこれは実に嬉しいですね。

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そして"リラックス"。浴槽の形状にも新たな改良があります。背もたれや枕のフィット感、身長175cmが足を伸ばせる広さ等、入浴にリラクゼーションを求める時代のニーズにしっかりマッチしています。そしてお約束とも言うべきハヤシ常務の実演。

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特に革新的だったのが、3Dヘッドセットによるバーチャル浴室体験。WBSでも紹介されたとか。浴室の色柄は小さなカット見本を駆使してもお客様に中々実感してもらえないものですが、このツールによる臨場感は圧倒的な説得力があります。このサービスが各ショールームで手軽に使えるようになる日が待ち遠しい。

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ツアー2日目はJAXA見学〜東京観光とこちらも魅力的でしたが、東京新木場に新しく完成したモデルハウスオープンのお手伝いのため私は途中下車しました。ノーリツさん、カネコさん、とても有益なツアーをありがとうございました。

中島 大地

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住宅の取得・改修に関する支援制度等説明会

2016 年 1 月 22 日 Comments off
2016年1月22日(金)

昨日、国土交通省住宅局住宅生産課が主催する住宅の取得・改修に関する支援制度等説明会に出席しました。

160121-住宅の取得・改修に関する支援制度等説明会

中古住宅流通・リフォーム市場の活性化、地域型住宅グリーン化事業、三世代同居の推進、消費税増税への対応、省エネ法、等々、昨今の住宅業界を取り巻く政策の数々をご説明頂きましたが(国会審議中の現段階では全て"案"ですが)、1.5時間の限られた時間では施策の紹介で終わりました。頂いた資料をまずは自分でよくよく復習してから、当ブログで小出しに紹介して行きたいと思います。

中島 大地

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「東濃桧と飛騨の杉の家づくり」連続講座第2回

2016 年 1 月 16 日 Comments off
2016年1月16日(土)

昨日、中津川市農林部林業振興課が主催する東濃桧と飛騨の杉の家づくり連続講座の第2回を受講しました。会場は前回に引き続きふれあいのやかたかしも。どこに行くにも遠い加子母に最も近い会場、嬉しい限りです。

160115-中津川高山講習01

今回の講師の一人が、日頃より大変お世話になっている(協)東濃地域木材流通センターの金子理事長。地域を想い、地域に根差した企業家として私が最も尊敬する偉人の一人です。世界のエネルギー事情の中に位置する日本のエネルギー事情を踏まえての省エネの必然性、そしてその実現方法を理路整然に説明して頂きました。この何分の一でも自分のものにできればと、金子理事長のお話を拝聴する度に思います。

160115-中津川高山講習02

中島 大地

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「東濃桧と飛騨の杉の家づくり」連続講座第1回

2015 年 12 月 17 日 Comments off
2015年12月17日(木)

昨日、中津川市農林部林業振興課が主催する東濃桧と飛騨の杉の家づくり」連続講座を受講しました。中津川市内の名だたる住宅工務店が加子母にあるふれあいのやかたかしもに集いました。

151216-「東濃桧と飛騨の杉の家づくり」連続講座01

第1回の今回の題材は林業・製材業。その講師の一人が、日頃よりお世話になっている(有)マルワイ製材所の日下部豊社長でした。私の質問にいつも的確に回答してくれる頼もしい先輩です。講師陣は多少なりともパワーポイントを使っての講演でしたが、豊社長だけはアカペラ。それでも日本の木材価格の変動のお話はとても分かり易かったですし、木材トリビアの数々は明日から使いたくなるものばかりでした。

151216-「東濃桧と飛騨の杉の家づくり」連続講座02

第2回は来年。日本中が注目する土壁高断熱の大家カネコ社長が早くも登場です。

中島 大地

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「i-worksプロジェクト」を拝見

2015 年 11 月 12 日 Comments off
2015年11月12日(木)

JBNのワークグループ環境委員会・ZEH委員会特別研修会の二日目、名古屋市の雄、阿部建設さんのモデルハウス2棟を拝見しました。どちらも業界が注目する建築家伊礼智氏が監修するi-worksプロジェクトの作品です。

1棟目はi-works 1.0、31.72坪の「大蔵町の家」です。

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2棟目はi-works 2.0、23.15坪です。

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標準化を軸とするプレタポルテの家づくりには、工務店こそが推進すべき家づくりのヒントが詰まっていました。一つ一つの要素をゆっくりと読み解いて、無理なく「中島とつくる家」の強みにしていきたいと思います。

中島 大地

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JBNのZEH特別委員会

2015 年 11 月 12 日 Comments off
201511月12日(木)

昨日、工務店の全国ネットワークJBNのワークグループ「環境委員会・ZEH委員会」の特別研修会に出席しました。2020年の日本の新築住宅の標準となる予定のゼロ・エネルギー・ハウス、略してZEH("ゼッチ"と読みます)に対する地域工務店の取組みや実例の紹介を拝聴しました。



H25年基準に対して一次エネルギー消費量20%減とエネルギー収支をキャンセルするに足る創エネは決して高すぎるハードルではありません。しかしある工務店の発表の中で、長期優良住宅で基本的な性能を担保した上でのZEHでなければ取組みが逆効果になりかねないという主張があり、これは目から鱗でした。

やはりまずは長期優良住宅、ですね。

中島 大地

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建築士定期講習2015

2015 年 10 月 14 日 Comments off
2015年10月14日(水)

3年に1度の受講が義務付けられている建築士定期講習を受講しました。思えば前回2012年の受講からすでに3年が経過しているんですね。時の経つのが年々早くなっているのが怖いです。

151014-建築士定期講習2015

休憩を挟みながら9:30amから5:30pmの缶詰は大変な苦痛を伴いますが、講習自体は建築業界の現在を一望できてある意味有益な時間でもあります。建築業界の知り合いにも多数会えて、同窓会のような楽しみもあります。

中島 大地

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監理技術者講習を受講

2015 年 10 月 7 日 Comments off
2015年10月7日(水)

建築施工管理技士の監理技術者講習を受講しました。休憩を挟みながら9:00amから4:00pmまで、ミッチリ録画で講習を受けました。講習後に試験を受けました。

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試験を受けている最中に終了証を頂きました。実に手際の良いことで。

中島 大地

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飛騨産業さんへ

2015 年 10 月 6 日 Comments off
2015年10月6日(火)

工務店を対象とした全国団体JBN(Japan Builders Network)が主催する工務店の実務に役立つ木材の知識シリーズの第3回飛騨高山で国産材家具と家づくりを学ぶで、飛騨高山の家具メーカー飛騨産業さんを見学しました。まずは4年前に移転した新工場を拝見しました。



飛騨産業さんの特色の一つは国産材の活用です。家具には不向きと言える杉を圧縮して強度を高め、テーブルや椅子に活用しています。

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トヨタのカイゼンを採用しているという生産管理体制は、同じく生産部署を持つ中島工務店にとって非常に参考になります。小さな改善を積み重ねるその取組みから改めて刺激を頂きます。

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技能士取得者の掲示板。あたかも"殿堂"のようで、確かに資格取得を目指す者の励みになりそうです。

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家具特有の曲げの技術も拝見しました。

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高山市内のショールームも拝見しました。

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こちらがKISARAGI。圧縮杉の柾目部分を使った広葉樹さながらの家具です。2014年のグッドデザイン賞の金賞を受賞しています。

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最後はTHE OUTLETでアウトレット商品を拝見しました。今度はショッピングで訪れたいと思います。

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全国にその名を知らしめる飛騨産業さんの生産体制を拝見し、たくさんのヒントと刺激を頂きました。早速明日から私達の通常業務に織り込んでいきたいと思います。飛騨産業さん、そしてご案内下さった皆さん、ありがとうございました。

中島 大地


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JBN長期優良住宅化リフォームセミナー

2015 年 9 月 8 日 Comments off
2015 年9月8日(火)

昨日、名古屋で開催されたJBN長期優良住宅化リフォームセミナーを受講しました。

150907-長期優良住宅化リフォーム講習

「長期優良住宅化リフォーム」推進事業とは、有資格者によるインスペクションを実施し、一定の性能を確保するリフォーム工事を行い、リフォームの履歴と維持保全計画を作成する物件に補助金が交付される事業です。長期優良住宅化には、新築の長期優良住宅と概ね同程度のS基準と、一定の性能向上が見込まれるA基準の二通りあり、補助額が異なります。

この事業を利用するにはインスペクションの資格が必要であり、これが中島工務店の最初のステップです。

中島 大地
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ECHO HOUSEさんを訪問

2015 年 8 月 23 日 Comments off
2015年8月23日(日)

昨日の話。日頃よりお世話になっている建材販売店さんの引率で、ジャパン建材フェアに続き埼玉県川口市の雄ECHO HOUSE株式会社さんを訪問しました。サッシや断熱材を始め、内装材や外装材等をドイツから直輸入し、長寿命・省エネ・環境負荷等に配慮した高性能住宅を提供する工務店です。

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最初に拝見したのは、インナーガレージや地下シェルターを備えた130坪のモデルハウス。高級感のあるおしゃれな空間のどこにいても26℃前後ととても快適です。

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快適性の肝となっているのが木質断熱材です。夏の暑さを遮るために必要な蓄熱性能×厚みを、木質断熱材の充填断熱と内張りと外張りの断熱で実現しています。

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冷暖房はPSヒーター。暖房用と冷房用のPSがそれぞれ室内に設置されていて、夏季の現在は冷房用のPSが稼働しています。PS表面を結露させ湿気をコントロールするそうです。

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別のモデルハウスを見学した後エコハウスさんの本社屋へ移動し、松岡社長が住宅環境の考え、建材の考え、ビジネスの考え、今後の展望等々、包み隠さずお話下さいました。1999年に"使う物"ではなく"使わない物"を定義して会社の方針を大胆に転換した際のお話は、今後そんな局面を予感している私には特に目から鱗でした。

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外張り断熱のエコボードに直接モルタルを塗って仕上げる外壁仕上げの施工を実演して頂きました。透湿抵抗値の低い建材を組合わせることで通気層を省き、外張り断熱材に直接仕上げる。昨年のドイツ研修でも見たその工法に俄然興味が湧きます。

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この30年住宅環境を模索し続け、国内で入手できない部材を海外から取り寄せながら体系化した高性能住宅。素晴らしき先輩の素晴らしき成功事例を伺って、この上ない刺激を頂きました。安定感の出て来た現在の私達の取組みをまた一から見直したいと感じました。

エコハウスさん、大変有意義な時間をありがとうございました。

中島 大地

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第34回ジャパン建材フェア

2015 年 8 月 22 日 Comments off
2015年8月22日(土)

昨日の話。日頃よりお世話になっている建材販売店さんがお声掛け下さり、東京ビッグサイトで昨日と今日で開催しているジャパン建材フェアに行きました。地域工務店にとってはこの上ない出会いの場であり、今そこにある痒い部分に手が届くような部材も多数見付かりました。



会場内で特に存在感があったのは、エントランス直後にある実物大構造模型です。相羽建設さんのモデルハウス「つむじ」が再現してあり、ドミノ住宅ならではのシンプルな構造や仕上げ、設計者伊礼智氏が得意とする従来よりも低めの天井の空間を体感することができました。そして大胆且つ繊細なプレゼンテーション方法もとても参考になりました。

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そして夜は隅田川の屋形船で懇親会。屋形船は1999年に乗って以来実に16年振りで、懐かしさに浸りながら、また船酔いにビクビクしながら、岐阜・愛知から参加しているメンバーと懇親を深めました。

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中島 大地


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泉宏氏「アベノミクス、原発、憲法改正…”安倍一強政権”の課題と今後の政局展望」。

2015 年 2 月 18 日 Comments off
2015年2月18日(水)

清流の国ぎふ森林・林業戦略会議メンバーの父親の代理で、政治ジャーナリスト泉宏氏のご講演アベノミクス、原発、憲法改正..."安倍一強政権"の課題と今後の政権展望を拝聴しました。岐阜県議会西棟の第一会議室は岐阜県下の重鎮で満員。会場では恐らく私が最年少だったような気がします。

150218-泉宏氏講演会

泉宏氏のお話は本当に興味深いものでした。アベノミクス、IS人質事件、農協改革、地方創生、昨年12月の解散総選挙、TPP等々。1.5時間の限られた時間での実名を交えた裏話や豊富な情報に裏付けされた推論は目から鱗でした。詳細は割愛しますが、40年以上に渡り永田町・霞ヶ関で政治を追い続けて来た現場の事情通の地力を感じました。最近やっと政治に少しずつ興味が出て来た私には実にタイムリーなお話ばかりでした。なんだか少し大人になったような気がします。もちろん気のせいですが。

中島 大地

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省エネ住宅ポイント始まる。

2015 年 1 月 28 日 Comments off
2015年1月28日(水)

昨日、岐阜市で開催された省エネ住宅ポイントと長期優良住宅化リフォーム推進事業等に関する説明会に出席しました。

150127-省エネ住宅エコポイント説明会

色々な制度の説明がありましたが、その中でも注目の省エネ住宅ポイントの概要は以下の通りです。

・ 以前の「住宅エコポイント」とほぼ同様の制度
・ 一定の省エネ性を備えた住宅の新築やリフォームが対象
・ 2014年12月27日から2015年11月30日までの契約物件が対象
・ 30万ポイントが上限、同時に耐震改修の場合はプラス15万ポイント
・ 借家はリフォームのみ対象
・ リフォームでは設備エコ改修も対象

実は現在、拙宅を少々"ナブる"計画をしています。ここ数年延ばし延ばしにして来ましたが、図らずも省エネ住宅ポイントが貰えそうなタイミングになりましたので、これを機に熊(ション、家内のこと)の積年の想いを晴らしたいと思います。

中島 大地

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中島工務店住まいづくり勉強会「どうするの?これからの相続対策」。

2014 年 12 月 25 日 Comments off
2014年12月26日(金)

23日に中島工務店住まいづくり勉強会どうするの?これからの相続対策を受講しました。年末の慌ただしさに流されてアップが遅くなってしまいましたが、これはとても有益な勉強会でした(手前味噌で恐縮ですが)。特に来年1月に相続税法が改正されますので開催のタイミングも絶妙です。

141223-相続税

相続はそれぞれのケースで全く内容が違うので、まずは専門家に相談することが近道のようです。そして予め対策を講じておくことで多額の節税ができるようです。

以下、心に残ったポイントを羅列します。

・ 相続は心の問題。相続問題は"争族"の問題がほとんど。
・ 税理士は相続の専門外である場合が多い。「相続診断士」なる専門家がいる。
・ 「家族構成一覧」と「財産一覧表」を予め作成しておく。
・ 相続放棄と限定承認は相続開始から3ヶ月以内。
・ 所得税の準確定申告は開始から4ヶ月以内。
・ 相続制の納税申告は開始から10ヶ月以内。
・ 相続税は現金納税。資産の凍結に要注意。
・ 生命保険の申請漏れが非常に多い。
・ 贈与非課税枠110万円/年を最大限活用すべき。
・ 相続人が住めば自宅の評価は8割減。
・ 教育資金贈与非課税枠1500万円。「その都度、直接」渡せない孫のために。

中島 大地

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恵の森づくりコンソーシアム勉強会in加子母。

2014 年 11 月 13 日 Comments off
2014年11月14日(金)

11日と12日に開催された岐阜県林政部恵の森づくり推進課が主催する恵の森づくりコンソーシアム勉強会に参加しました。第11回の今回の開催地は加子母です。

11日、まず加子母森林組合で昼食を食べ、東濃森林管理署署長の間島重道さんに木曽ヒノキ備林(a.k.a.神宮美林)についてご説明頂きました。

141111-恵みの森づくりコンソーシアム01

そのまま木曽ヒノキ備林に上がり、昨年催された伊勢神宮の式年遷宮のさらに8年前に催された御杣始祭(みそまはじめさい)のご神木の伐採跡、合体木、二代目大ヒノキ、土砂崩れで山肌が現れた部分の緑化工事等を見学しました。神宮美林には年に数回訪れますが、現役の東濃森林管理署の署長さんのお話はもう一歩踏み込んでいて目から鱗でした。

141111-恵みの森づくりコンソーシアム02

返り道の高樽の滝の見学は、時間の都合上サラっと。

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下山したその足で加子母明治座へ。山守り内木家の第20代当主、兼加子母総合事務所長の内木哲朗さんがご案内下さいました。

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ここ十数年の懸案事項であった屋根修復工事がこの度耐震補強と共に始まります。栗の割り板を数万枚使ったトントン葺き、つまり明治時代の建築当初の姿に戻すという工事です。

141111-恵みの森づくりコンソーシアム05

ふれあいのやかたかしもで一代目大ヒノキの輪切りを見学。一大目大ヒノキは伊勢湾台風で折れてしまった際に伐採され、一部は研究機関や博物館に送られ、一部は輪切りとなって地域に残っています。ちなみに、思えば約11年前私はこの輪切りの前で結婚式を挙げました。遠い遠い昔の話。

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夕食は加子母の民宿山木戸で懇親会。夜遅くまで熱い議論が交わされたとさ。私は9:00pm頃お暇しましたが。

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12日の見学会は加子母大杉からスタート。加子母森林組合の組合長内木篤志さんが大杉やなめくじ祭りについてご説明下さいました。中島工務店のイベントでは私が説明係ですのでよく分かりますが、大先輩の説明はさすがです。

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続いてトヨタ紡織環境の森・加子母を見学。そうなんです、全国に3箇所ある「環境の森」の一つは加子母にあるんです。

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山の中でNPO森のなりわい研究所の伊藤栄一先生による森林セミナー。2分間目を閉じて周りの音に耳を傾ける。鳥のさえずり、川のせせらぎ、木々のきしみ、近くにある工場の音。ヘクティクの日常では気付くことのない色んな音が聞こえて来ます。

141111-恵みの森づくりコンソーシアム10

焚き木を割ったり、焚火に当たったり、ハンモックに揺られたり。これら全てにリラックス効果があるそうです。

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昼食後は隣町の付知町にある護山神社へ。広い境内は向陽真っ最中で色とりどりです。

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境内の一角に一代目大ヒノキの輪切りが奉納されています。「やかた」にあるそれよりも一回り大きい。これは圧巻。

141111-恵みの森づくりコンソーシアム13

加子母に住む私が、加子母についていくつも新しく発見することができた二日間でした。又、森林育成・森林活用を生業とする皆さんとご一緒できてとても有意義な二日間でした。

中島 大地 〇

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一次消費エネルギー算定への道。

2014 年 9 月 4 日 Comments off
2014年9月4日(木)

日頃より大変お世話になっている建材屋さんカネコの"鉄人"ハヤシ常務が加子母までお越し下さいました。8月はヘクティクしていて、思えばハヤシさんとは久しぶりにお会いしました。

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大切なお客様とは鶏ちゃんを。私も久しぶりの鶏ちゃん、美味しゅうございました。

140904-鉄人と02

色んなお話をしましたが、メインは来年4月に申請が義務化される一次消費エネルギー算定の勉強会の相談。温熱の雄カネコさんの指導の下9月下旬より隔週程度で設計担当者を対象に勉強会を行い、年内は前提となるUA値(外皮平均熱還流率)の算出、そして来年は一時消費エネルギー算出をミッチリ行うことで算段が整いました。ハヤシさん、いつもいつもありがとうございます。

中島 大地 〇

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(株)中島工務店×NORITZ×カネコ勉強会≪PART3≫、ひとまず完結編。

2014 年 5 月 31 日 Comments off
2014年5月31日(土)

昨日は30℃超えのまさに川遊び日和。こんな日は...地下室で研修を。と言うことで、(協)東濃地域木材流通センター(いわゆる木KeyPoint)の地下研修室をお借りして、(株)中島工務店×NORITZ×カネコ勉強会の第3回を開催しました。前回に引き続き18名が参加。カネコの"鉄人"林常務~タジさん~"ダンディ"吉留さんの豪華講師陣のリレー。

140530-NORITZ講習03

私達の新しい拠点長久手スタジオ(愛知県長久手市)にNORITZさんのダブルソーラー(太陽光発電と太陽熱利用のシステム)を採用することに端を発した研修会。6月7日の「長久手スタジオ」誕生祭までに3回開催しようと計画したのが早や4か月前基本編中級編・実践編の3回を"三歩進んで二歩下がる"的に進めて来た講習のおかげで、基本的な部分が何とか頭に残るようになってきました。

もちろんこれで完結と言うわけには参りません。第4回・第5回を企画して、更なる習熟を求めたいと思います。林さん、NORITZさん、ひとまずここまでありがとうございました!

中島 大地 〇

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(株)中島工務店×NORITZ×カネコ勉強会≪PART2≫。

2014 年 5 月 9 日 Comments off
2014年5月9日(金)

(協)東濃地域木材流通センター、いわゆる木KeyPointの地下研修室をお借りして、(株)中島工務店×NORITZ×カネコ勉強会の第2回(全3回予定)を開催しました。今回は中部住宅部ほぼ全員(+研修社員)の18名が参加。

140509-NORITZ勉強会01

今回の勉強会は4部構成。まずはカネコ林常務より前回の復習でエネルギー概論(なぜ白衣?)、続いてNORITZ青木課長より企業紹介(こちらもある意味復習)、そして但馬(タジマ)さんより太陽光発電+給湯器のラインナップ紹介。

そして本日のメインは施工編。施工のチーフ吉富さん(58)より、太陽光発電システムや太陽熱利用システムにおける施工留意点をご教授頂きました。今更ながらにシステムの仕組みや現場調査の肝を学び、断片的な知識がキュッと繋がった感覚です。

140509-NORITZ勉強会02

3時間超の勉強会の後には懇親会。その軍資金はここ数年のカネコフェアで頂いた商品券。何から何までカネコさんにお世話になりっぱなしです。

140509-NORITZ勉強会03

林さん・NORITZさん、お忙しい中ありがとうございました。次回の最終回は5月30日、引き続きよろしくお願い致します。

中島 大地

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7日間の独学。

2014 年 4 月 21 日 Comments off
2014年4月21日(月)

住宅の温熱環境に関してはまだまだ素人同然の私ですが、ここ数年一生懸命勉強しています。一向に成果が現れませんが「それでも」と言い続け頑張っています。そんな折に視察研修のお誘いを頂きました。一生懸命背伸びして、本場を見て来たいと思います。

140419-DAICHI NASHIMA

私の出張を可能にして下さった同僚の皆さん、会社関係の皆さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。この一週間ブログ更新が滞るかもしれませんが、ネット環境の問題だけで、恐らく生きていると思いますのでご心配なく。それでは行って参ります。

中島 大地

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ゆるがないデザインを学ぶ~パッシブデザインを継承する~

2014 年 4 月 18 日 Comments off
2014年4月18日(金)

昨日と今日、OMソーラー協会と(協)もくよう連の合同開催ツアーゆるがないデザインを学ぶ~パッシブデザインを継承する~に参加しました。なんと200名以上参加者でバス4台!知り合いとの再会と新たな出会いがありました。

140417-ゆるぎないデザインを学ぶ

2日間で住宅8物件+施設2物件を見学しました。見学風景をお見せすることができませんので、見学した物件をご紹介します(順不同、敬称略)。

・ I haus/秋山東一
・ Y haus/秋山東一
・ 茅野の家/小澤建築工房
・ 信濃境の週末住宅/野沢正光
・ 蓼科の週末住宅/野沢正光
・ 野辺山の家/永田昌民
・ 甲斐大泉の家/堀部安嗣
・ 高根町の家/益子義弘

星のリゾートリゾナーレ八ヶ岳(マリオ・ベリーニ)で宿泊と懇親会。個人的には知りませんでしたが、OMソーラー協会ともくよう連は過去に確執があったようで、OMソーラー協会ともくよう連が共同開催する今回のツアーには歴史的(?)な意味があることを知りました。

140417-ゆるぎないデザインを学ぶ02

2日間のツアーのクライマックスは、八ヶ岳高原音楽堂(吉村順三)にて上記建築家によるパネルディスカッション。なんと贅沢な。

140418-ゆるぎないデザインを学ぶ01

吉村順三先生、奥村昭雄先生、永田昌民先生を偲ぶパネルディスカッションとなりました。

140418-ゆるぎないデザインを学ぶ02

行程は少々過密気味でしたが、内容の濃い充実した2日間でした。光と勇気をもらったツアーでした。"ゆるがないデザイン"を目指して、背伸びして諸先輩方に一生懸命着いて行きたいと思います。

中島 大地

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ゆるぎないデザインを学ぶ~パッシブデザインを継承する~

2014 年 4 月 18 日 Comments off
2014年4月18日(金)

昨日と今日、OMソーラー協会と(協)もくよう連の合同開催ツアーゆるがないデザインを学ぶ~パッシブデザインを継承する~に参加しました。なんと200名以上参加者でバス4台!知り合いとの再会と新たな出会いがありました。

140417-ゆるぎないデザインを学ぶ

2日間で住宅8物件+施設2物件を見学しました。見学風景をお見せすることができませんので、見学した物件をご紹介します(順不同、敬称略)。

・ I haus/秋山東一
・ Y haus/秋山東一
・ 茅野の家/小澤建築工房
・ 信濃境の週末住宅/野沢正光
・ 蓼科の週末住宅/野沢正光
・ 野辺山の家/永田昌民
・ 甲斐大泉の家/堀部安嗣
・ 高根町の家/益子義弘

星のリゾートリゾナーレ八ヶ岳(マリオ・ベリーニ)で宿泊と懇親会。個人的には知りませんでしたが、OMソーラー協会ともくよう連は過去に確執があったようで、OMソーラー協会ともくよう連が共同開催する今回のツアーには歴史的(?)な意味があることを知りました。

140417-ゆるぎないデザインを学ぶ02

2日間のツアーのクライマックスは、八ヶ岳高原音楽堂(吉村順三)にて上記建築家によるパネルディスカッション。なんと贅沢な。

140418-ゆるぎないデザインを学ぶ01

吉村順三先生、奥村昭雄先生、永田昌民先生を偲ぶパネルディスカッションとなりました。

140418-ゆるぎないデザインを学ぶ02

行程は少々過密気味でしたが、内容の濃い充実した2日間でした。光と勇気をもらったツアーでした。"ゆるがないデザイン"を目指して、背伸びして諸先輩方に一生懸命着いて行きたいと思います。

中島 大地

カテゴリー: 講習 タグ:

岐阜県次世代住宅普及促進協議会第3回総会。

2014 年 3 月 18 日 Comments off
2014年3月18日(火)

「岐阜県次世代住宅普及促進協議会第3回総会」に出席しました。

140318-次世代住宅普及促進協議会第3回総会

次世代住宅普及促進協議会は、岐阜県商工労働部産業技術課が主催する協議会で、工務店・設計事務所・建材メーカー等162団体が構成しています。今年度も研究会や人材育成、ビジネスマッチング等の活動を主催して来ました。私は特に次世代住宅塾でお世話になりました。

2014年度も様々な活動を予定しているようです。今年度もまたよろしくお願いします。

中島 大地 〇

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次世代住宅塾-応用編-特別編。

2014 年 3 月 3 日 Comments off
2014年3月3日(月)

岐阜県が主催する次世代住宅塾-応用編-の特別編を受講しました。これが本当に最終章です。第5回までは各社1名の参加だったのに対しこの特別編は何名でも可でしたので、中島工務店からは図々しくも7名が受講させて頂きました。と言うのも今回の講師が東京大学大学院の前真之准教授だからです。先生の講義はいつも満員です。さすがの"前"評判。

140303ー次世代住宅塾特別編01

シニカルな"前節"の連発で最後まで飽きずに聴き入りました。"大きな窓を見ると心が躍る"だとか、"闇に誘う漆黒の廊下"だとか、"エコなはずのハウス"だとか、"どこかで戦争が始まると皆でトイレットペイパーを買い漁る"だとか、"省エネ法違反容疑"だとか。建築設備や温熱環境の知識や切り口の他にも、この"前節"もまた先生の人気の理由だと思います。そう言えばその話術で人気の建築家が他にもいましたっけ...

140303ー次世代住宅塾特別編02

以下、講習でのキーワードを羅列します。

・ 創エネ×断熱気密×高効率設備が住宅3本の矢。
・ 岐阜県は温度区分3~6地域にまたがっていて厄介。
・ 高断熱高気密は不可避。高断熱高気密×低温暖房。
・ 化石燃料の輸入は自動車の輸出の倍。
  一次エネルギー削減は貿易赤字を減らす。
・ 日本経済の世界順位は低下の一途。
・ H25年基準は単なる切っ掛けであり、始まりでしかない。
・ カリフォルニア州では40年も前から省エネ基準が義務。
  2030年までにはゼロエネが義務化。
・ 太陽光発電はマネーゲーム化している。
・ 世界の太陽光パネルの7割は中国産。
・ 結晶シリコン系太陽電池モジュールは影に弱い。
・ ヒートポンプは一次エネルギーでも省エネ。
・ エネルギー基盤がぜい弱なドイツを環境先進国にしたのは
  チェルノブイリ('86)かも。
・ ドイツでは窓の熱貫流率U値は1.3以下が義務。
  日本では最高レベル4つ星で2.33。
・ 日本は日射にそれほど恵まれていない。やっぱり稲作の北限の国。
・ 木で家を建てることが目的ではなく、幸せな暮らしが目的。
・ 施工中に暖房してサーモカメラで弱点を見極めることも。
・ 気温だけでなく太陽にも注目せよ。

講習の内容と同じぐらい大きな収穫は、私以外の社員が前先生のお話を聴けたことです。「中島とつくる家」を私一人では形作ることはできません。この講習を切っ掛けに皆が更に温熱環境に興味を持ち、より一層高い水準で温熱環境談義ができるようになればと思います。

中島 大地 〇

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(株)中島工務店×NORITZ×カネコ勉強会≪PART1≫。

2014 年 2 月 28 日 Comments off
2014年2月28日(金)

現在建築中の長久手モデルハウス(仮称)でNORITZさんの「ダブルソーラー」を採用することがきっかけとなり、給湯設備や太陽光発電・太陽熱利用におけるNORITZさん、カネコさん、そして中島工務店のパートナーシップの構築を目的とした勉強会を開催しました。その名も(株)中島工務店×NORITZ×カネコ勉強会。このネーミング、どこかで見たぞ...

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まずは青木課長からNORITZの会社紹介を頂きました。以前工場等を見学させて頂きましたが、国産の生産体制・メンテナンスや長期保証体制・自社施工体制等、給湯機シェア日本一を誇る大企業らしからぬ拘りは日本企業の鑑です。ちなみに現在のイメージキャラクターは堀北真希だそうです。

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さて、勉強会第1部はカネコ林常務(兼NORITZ非常勤講師)。日本のエネルギー事情の概論や太陽光発電や太陽熱利用、いやいや大変勉強になりました。が、それより何より10年以上のお付き合いの林常務の計り知れない奥深さを見て少々怖くなりました。林常務は自らを"オタク"と称しますが、そんな可愛らしいものではなさそうです。

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第2部の先生は期待の新星"エリカ様"。もうすぐ勤続丸2年とは思えない貫禄の持ち主です。NORITZ商品全般の説明をして頂きました。メインはやっぱり「ダブルソーラー」。エリカ様も個人的に興味がおありとのことで説明にも熱が入っていました。空前の太陽光発電ブームの後には必ず太陽熱利用の価値が見直される時が来ると確信しています。

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午後の部はショールームの見学。至れり尽くせりの勉強会でした。

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さて次回はPART2。具体的な日程は決まっていませんが、恐らく施工に関する内容も含まれそうです。

中島 大地 〇

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次世代住宅塾-応用編-第5回。

2014 年 2 月 19 日 Comments off
2014年2月19日(水)

岐阜県が主催する次世代住宅塾-応用編-の第5回を受講しました。昨年12月に始まったシリーズもいよいよ今日が最終回です。

第1・2講の講師は「住まいと環境社」の野池政宏先生。「Forward to 1985 energy life」の"言いだしっぺ"です。先生が"住まいと環境"の勉強を始めたのが何と2000年頃、まさに私が中島工務店に就職した年です。私も頑張んなきゃ。

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以下、自分に宛ててのメモ書きです。

・ "整理された表現の引き出し"を持っておくことが大事。
・ 調子が良い工務店はパクるのが上手い。
・ グーグル「スケッチアップ」は超お勧め!
・ 風は気まぐれ、太陽は完璧にシミュレーションできる。 
・ 快適性の指標として少なくとも冬の温度を示すべき。
・ 実測値にはやはり説得力がある。
・ 自分の家に温湿度計を置くべき。
・ データロガーは10,000~30,000円。
・ 放射温度計は3,000円ぐらい。サーモカメラは300,000円ぐらい。
・ iPhoneがサーモグラフィになるディバイスあり。40,000円ぐらい。
・ 入浴中死亡者は12月・1月が多い。
・ 性能・燃費・室内環境等の資料をお客様に提出する工務店も現れている。
・ 以下の書籍はお勧め:
  「省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル」 野池政宏 他
  「自立循環型住宅への設計ガイドライン」 IBEC
  「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」 西方里見
  「断熱・気密のすべて」 南雄三
・ パッシブ手法は元が取れる/取れないだけではメリットは測れない。
・ 気象庁のHPはすごい。
・ 建築研究所の「一次エネルギー消費量算定プログラム」がこれからの指標。

続きまして第3講の講師は(株)足立建築(浜松市)の足立操(みさお)社長。貫禄タップリの足立社長ですが、驚くことに私と同い年。私も頑張んなきゃ。

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以下、自分に宛ててのメモ書きです。

・ 住宅性能評価への取組みで標準化が楽になった。
・ 住宅性能評価への取組みで瑕疵担保・長期優良住宅の費用が安くなる。
・ 「移住住み替え適合住宅」は使える。
・ 省令準耐火で保険が半額に。コストアップ分も元が取れる。
・ 木造建築の通し柱は弱点。
・ 耐力壁は構造用合板のみ。部屋内側より床勝ちで張る。
・ 建物を必ず真南に向ける。これが特色となる。
・ 階高を低く抑える。コストダウンと省エネ。
・ 天井高は2,223mm(アンピ3mm+サッシ22,000mm+枠20mm)が標準。無駄を省く。
・ 南面日射遮蔽は夏至~9月30日で検討する。4.5尺の軒の出がいい。
・ 吹抜けは必須。導光・立体通風のため。2階サッシはH1,100mm以上。
・ パッシブ手法は受注に繋がりにくい。意匠で受注し快適性で紹介をもらう。
・ 床面積35坪以下の場合はエアコン(2.2kW)1台で全室冷暖房が標準。
・ 冷房は吹抜け上部に、暖房は1階リビングに設置する。
・ 浴室・脱衣室のみ基礎断熱で気密を確保する。
・ 土台上に気密シートを貼り床の気密を強化する。
・ グーグル「スケッチアップ」で日射・プロポーション・納まり等を確認する。
・ 外壁下地は縦胴縁の上に横胴縁。
・ 業者さんに写真を撮ってもらう仕組みづくりを。ドロップボックスやFBを活用する。
・ 4.5尺角のトイレは中々良い。
・ 大工の施工性向上が顧客満足度向上になっている。

と言うことで、5回コースの「次世代住宅塾-応用編-」を何とかやり終えました。と思いきや、第6回となる特別編が3月3日に。岐阜県とはご縁浅からぬ東京大学の前真之先生が満を持して登場です。さぁもう一息。

中島 大地

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あれもAICA、これもAICA。

2014 年 2 月 13 日 Comments off
2014年2月13日(木)

日頃よりお世話になっています金子建築工業(株)主催のAICA・スペースΦ・工場見学会に参加しました。

まずは小牧市にあるアイカインテリア工業(株)へ。アイカ工業の100%子会社で「ポストフォームカウンター」を専門に製造しています。その加工工程は、大企業のイメージからは想像しにくいほどマニュアル作業の連続です。自由度の高い特注に対応する生産体制です。ポストフォーム加工にも小さなRや裏面まで巻き込むものまで何通りもあって対応力の幅の広さには感心します。

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こちらが主力製品の「ポストフォームカウンター」。中島工務店もチョクチョク採用させて頂いている商品ですが、その製造過程を拝見して一段と親近感が増しました。

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続いて清須市にあるアイカ工業(株)の本社工場へ。

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入口の隣にあるのはアイカ神社(?)

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到着後すぐに昼食をご馳走になりました。広い広い一室の中央でポツンと。

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午後の部ではメラミン化粧板の製造工程を見学しました。メラミン樹脂を含浸させた紙を数枚プレスして作ります。「ポストフォームカウンター」と同様、製造工程は驚くほどに人力の割合が多い。

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見学3か所目は覚王山にあるアイカショールームと「スペースΦ(ファイ)」。

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水晶93%の"人工の天然石"「フィオレストーン」。人工?それとも天然?

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人工大理石の代名詞とも言うべき「デュポン・コーリアン」。"韓国"とは無関係です。

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「コーリアン」の天板のダイニングテーブル。くどいようですがキムチは出て来ません。

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「セラール」の錆、魅力的です。

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「ジョリパットアート」と「和モダン」で作る床の間。イマドキの面白さがありますね。

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土壁を思わせるアクセント壁。こんな発想は嫌いではありません。

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触ってもポロポロ落ちないのもイマドキです。

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地層?

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「ポストフォームカウンター」の縁形状のバリエーション。まずは知っておくことが大切ですね。

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現在進行中のプロジェクト長久手モデルハウス(仮称)でいまだ検討中のいくつかの仕上げの候補として大変参考になりました。

中島 大地 〇

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次世代住宅塾-応用編-第4回。

2014 年 2 月 5 日 Comments off
2014年2月5日(水)

岐阜県が主催する次世代住宅塾-応用編-の第4回(全5回)を受講しました。前3回の消化不良は解消されていませんがとにかく受講するしかありません。

第1講の講師はMs建築設計事務所/MSD代表の三澤文子先生。先生が県立森林文化アカデミーの教授だった頃には大変お世話になりました、私達の住まいづくりの"お母さん"的な方です。ま、岐阜県下にはそんな工務店が幾つもありますが。

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内容は文子先生のライフワークの一つとも言うべき「木造建築病理学」に関して。簡単に言うと既存住宅の調査・診断・改修の方法を示す学問で、今年度の国の補正予算に組み込まれた「長期優良化リフォーム事業」の下敷きにもなったそうです。中島工務店でも以前より住宅医を少なくとも一人つくるよう目指して来ましたが、未だに達成していません。

この取組みの素晴らしいところは、マニュアルが整備されていて経験者であるリーダーを中心としたチームで調査することで、未経験メンバーの教育にもなり住宅医の輪が広がって行きます。又、教育機関等とタッグを組んで教育の一環として実施することで、住まい手さんにも調査等の費用上のメリットがあります。机上の学問として優れているだけではなく実用の道筋が整備されていることです。そして更にこの4月から一般社団法人住宅医協会として再出発するそうです。これを機に中島工務店も再チャレンジです。

午後の第2講と3講の講師は建築技術評論家の南雄三先生。私とは昨年の「第9回木の建築賞」でご一緒したことを覚えていて下さってチョット嬉しくなりました。

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1.5時間×2講では時間が足らない盛りだくさんの内容でした。お話の中心は「改正省エネ基準を熟知すること」だったと思います。この辺で私も一念発起して改正省エネ基準を勉強しなくては。

以下私のキャッチしたポイントを羅列します。

・ 2分程度の自己紹介動画を作ると良い。
  「去年したこと」をまとめると良い。
・ 現在の日本の基準は最低限。
・ エアコンよりも床暖房の方が省エネ。
・ 断熱がなければ蓄熱は効かない。
  日射取得と蓄熱のバランスは色々建築して確かめるべし。
・ 通風は省エネにはそれほど影響なし。
・ 人間は冬によく死亡する。
・ 理想的な室温は15~18℃。
・ 風呂に入る前に水を1杯飲む、出てから1杯飲む。
・ 2階北側のトイレの5:00amの温度を無暖房で10℃以上を目指す。
・ 断熱性能は被災時にも役に立つ。
・ 今の日本は省エネの優等生。これ以上我慢する必要はない。
・ 車の排出する炭酸ガスは非常に大きい。
・ 銭湯通いは省エネ。カーシェアリングや公共交通は省エネ。
・ 太陽光発電5kWでは家庭での年間一次エネルギー消費は賄えない。
・ 断熱改修においても通気層や防湿層のメカニズムは新築に倣う。
・ セルロースファイバーの吸放湿は生活上はそれほど役に立っていない。
  壁体内結露の折にはグラスウールよりも余分に保水する程度。
  寒冷地ではやっぱり防湿層が必要。
・ "土に還る素材"を土に埋めると違法投棄で捕まる。
・ 現場発泡断熱材は解体時に問題あり。
  寒冷地ではやっぱり結露のリスクあり。
・ 夏型結露は木材自らの湿気の蒸し返しも原因。通気層が解決策。
・ 耐力面材に構造用合板はNG。
・ 窓際にパネルヒーターを置いて冷輻射を相殺する。
・ リフォームによるエネルギー消費量の改善は説得力がある。

何と言ってもべらんめえ調の"雄三節"には引き込まれます。中でも森林文化アカデミーが協力した洗面脱衣室の温熱環境の調査の結果を見て「東京でも有名な(岐阜の)工務店の社長んちが、何でこんなに寒いんだって思ったよ」には大爆笑しました(心の中で)。布団の中が暖かくても、寝室の空気が冷たければ肺の免疫力が低下するそうです。これは重大!

そんなこんなで今回は前3回に比べ比較的聴きやすく消化しやすい内容でした。講習の終わりに次世代住宅塾特別編(3月3日)の告知も。いよいよ東京大学の前真之准教授の登場だそうです。次世代住宅塾、やるねぇ。

中島 大地 〇

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2014LIXIL新商品内覧会in常滑。

2014 年 1 月 29 日 Comments off
2014年1月29日(水)

この時期の恒例となりましたLIXILの春のイベント「新商品内覧会」に今年もお誘い頂き、設計メンバー4名でお邪魔しました。

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新色のキラキラ浴槽、光の色で温度を伝える自動水栓、シンクが大きくなり収納量がUPした新生キッチン「アレスタ」、タオルで拭けるようになった「エコカラットプラス」、次世代アルミサッシ「サーモスII」、新しいタイル等々、進化を続けるLIXILに今年も見せ付けられた気がします。

実際の商品に触れたり操作したりと体感することができました。タイルなどは採用例の実物も見ることができ、デザインに関しても大変参考になりました。早速採用したい素材も見付かり、有意義な内覧会でした。

中島 大地 〇


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次世代住宅塾-応用編-第3回。

2014 年 1 月 24 日 Comments off
2014年1月24日(金)

昨年に引き続き、岐阜県が主催する「次世代住宅塾-応用編-」の第3回(全5回)を受講しました。今回の講師一人目は、建築研究所の澤地孝男先生。「自立循環型住宅」の開発者のお一人だそうです。省エネ・創エネ設備の現状と展望について。

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以下講義の内容の中で心に残ったことを羅列します。

・ 2050年までに建設エネルギーを3割削減することが目標。
・ 平均的な4人家族の年間エネルギー消費は約80GJ。
・ 「既存技術の向上・普及」は革新的技術の一つ。
・ 白熱灯は絶対にダメ。電気温水器は絶対にダメ。電熱ヒーターの床暖房は絶対にダメ。
・ 家庭で1の電気を使うために発電所で2.7の電気を作る。
・ 家電の中では冷蔵庫・TV・トイレ便座が消費電力が多い。
・ 家電は待機電力まで考慮して選ぶ。
・ エアコンはなるべく小さなものを選ぶ。大は小を兼ねない。20帖でも最小機種で可。
・ 通風がエアコン効率を助ける。
・ 通風に有効な開口面積はその部屋の床面積の1/35以上。各部屋に2か所以上の窓が望ましい。
・ 建築研究所の「一次エネルギー消費量算定プログラム」や「住宅・住戸の外皮性能計算プログラム」は使える。

講師二人目は、トヨダヤスシ建築設計事務所(京都市)主宰の豊田保之先生より省エネ住宅事例。昨年豊田先生と「第9回木の建築賞」でご一緒させて頂いた際も左官を使った住宅の事例でした。左官一族に生まれた豊田先生、ブレませんね。

140124ー次世代住宅塾応用編02

・ 家の性能を定量化し表示することがとても大切。
・ 風は道路沿いに吹く。植栽等で敷地に導いてやる。
・ 天井高を低く抑えて気積を減らし冷暖房効率を上げる。
・ 竣工後の光熱費調査で実証を。
・ 高窓は開閉方法の検討を。
・ 暖房便座の蓋は締めておくべき。
・ 浴槽の湯量は節水に大きく影響する。
・ ウェブページ「しんきゅうさん」は使える。
・ 土壁の外側に断熱材を充填・外張りした場合、土壁の湿気容量により結露対策として有効。
・ 土壁を室内側に30mm塗れば板張りやラスモルタルで防火構造を確保できる。

今回の講習は、第1回や第2回に感じた脳みそを羽交い絞めされるような感覚はなく、比較的入って来やすい内容でした。小さな設計アイデア一つ一つを私達の作法に織り込んでいきたいと思います。

それにしても4.5時間の講習は長い...

中島 大地 〇

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次世代住宅塾-応用編-第2回。

2013 年 12 月 17 日 Comments off
2013年12月17日(火)

先週に引き続き、岐阜県が主催する次世代住宅塾-応用編-の第2回(全5回)を受講しました。今回の会場は恵那市の(協)東濃地域木材流通センター(a.k.a.木KeyPoint)、私達のホームコートです。

講師は前回に引続き、県立森林文化アカデミー准教授の辻充孝先生。言わずと知れた温熱環境の大家であり、同時に"同志"でもあります。前回の建物の躯体性能を受けて今回は気密や防露、一次エネルギーとエネルギー性能評価に関して。恐らくこれはまだまだ温熱環境の世界の入口なんでしょうが、すでに頭の中で冷や汗かいているような感覚に襲われます。その反面これが「中島とつくる家」のバックボーンとできれば素晴らしいとも思います。

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午後はカネコ理事長の引率で実例見学へ。まずは土壁高断熱の工事現場を見学。土壁に付き物の竹木舞に替えて木木舞のパネルが採用されていました。以前の物件で竹に虫が発生したそうです。

次にカネコ理事長のお義母様のお住まいへ。こちらは築35年の既存宅を高断熱改修したもので、50坪平屋の床下に仕込んだ6畳用エアコンのみで冷暖房する実例です。

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和室二間続きと言えばヒンヤリ涼しいイメージですが、こちらの和室は本当に快適。キツネに抓まれた感覚とでも申しましょうか。上げ家(あげや)をして基礎を作り蓄熱体とし、土壁を残してその外側に付加断熱してあるそうです。

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その後は土壁高断熱のモデルハウスを見学。何度も見学させて頂いているこちらのモデルハウスですが、何度見ても勉強になります。増してやカネコ理事長の解説付きとくれば尚更です。

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その後は木KeyPointに戻り、この2回の講習の総まとめの計算演習。苦痛ではありますが、この反復演習が大切なのはよく分かります。

「次世代住宅塾」での辻先生のご講義は今回が最後。しかし何とかこれからも特別講義して頂ける方法はないものかと思案しています。

中島大地

追伸
温熱環境にはζ(ゼータ)やΔ(デルタ)と言ったギリシャ文字が使われますが、奇しくも≪ガンダム≫にも同じくギリシャ文字が付きます。講義の中で「ゼータ」と言った時の"同志"辻先生の声が弾んでたのは、決して私の思い込みではないと思います。

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次世代住宅塾-応用編-第1回。

2013 年 12 月 11 日 Comments off
2013年12月11日(水)

岐阜県が主催する次世代住宅塾-応用編-の第1回(全5回)を受講しました。10:30amから1時間の昼食休憩を挟んで4:30pmまでのミッチリ講習で、岐阜県下の工務店や設計事務所の約40名が受講しました。おっと、遠路愛知県からの参加も一人いらっしゃいました。

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本日の最初の講師のは、岐阜県が誇る温熱環境の大家辻充孝先生(県立森林文化アカデミー准教授)。思い起こせば先日の「第9回木の建築賞」では審査員をされました。さすがに本業だけあってその解説は理路整然で非常に解りやすかったです。これに惚れて会社を辞めてまでも森林文化アカデミーに入学したくなる衝動が少しぐらいは分かった気がします。

講習の内容はこの10月に施行した「H25年省エネ基準」の解説と演習です。現在は努力義務ですが、2020年には住宅で義務になる見通しです。それにしても、H25年省エネ基準の解説は以前受講した講習でも数回聴いているはずですが、なぜかとても新鮮です。恐らくこれからも数回は新鮮なんでしょうね。なかなか学生の頃のようなわけにはかないですね。

二人目の講師は、有建築設計舎の坂崎有祐先生。「木の建築賞」では私と同じく出展者でした(彼は三次選考に進みましたが)。まず温熱環境の目標を立てそれに向けて設計した3つの事例をご紹介下さいました。同世代がこの水準で仕事をしているのは痛いぐらいの刺激です。

さて、次回の次世代住宅塾は17日(火)に(協)東濃地域木材流通センター(a.k.a木KeyPoint)にて。講師は今回に引続き講師は辻先生と、木KeyPointのカネコ理事長。鉄人お二人の講習、次回も熱そうです。

中島 大地

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清流の国ぎふシンポジウム~森林を未来につなぐ人づくり~

2013 年 7 月 17 日 Comments off
2013年7月17日(水)

美濃市文化会館で開催されました清流の国ぎふシンポジウムを拝聴しました。テーマは森林を未来につなぐ人づくり。高校生から専修学校の生徒さんもいて会場は満員。

130717-清流の国ぎふシンポジウム

まずは美濃市職員仁輪加(にわか)研究会による「美濃流し仁輪加」の披露でしたが、これは敢えてスルーしまして。続いて古田肇知事のご挨拶。さすが岐阜県のトップ、スピーチが上手い。キーワードは"清流の国"です。このキーワードは私達も活用できそうです。

基調講演は、農林水産事務次官の皆川芳嗣氏。国産材を始めとする木材利用の意義に関してのお話で、私達の日々の仕事に直結していてとても参考になりました。その内容の一部をご紹介します。

・ 日本の森林資源の備蓄は年々増加していて、戦後植林された木々はこれからが使い時。
・ 国産材はその輸送距離が短くて済み、その分輸送時のCO2排出が小さく省エネ素材。
・ 木はCO2を固定化し地球温暖化防止に貢献する。
・ 森林・林業分野は、木材産業、運送業、卸売、小売などの関連産業にも波及する。
・ 木が生育している森林は、土砂崩れ等の自然災害から私達を眞折る。
・ 木質バイオマスは再生可能なエネルギー。

休憩を挟んでトークセッション。パネリストは3名:皆川氏、岐阜大学副学長小見山章氏、美濃市長石川道政氏。そしてコーディネーターは、4月に県立森林文化アカデミー学長に就任した涌井史郎氏。サンデーモーニングのコメンテーターとして有名ですね。熱いディベート...とは程遠い企画でしたが、4人の内教育者が2人で、「森林を未来につなぐ人づくり」のためには教育が重要であるという結論だったと思います。

約2時間の岐阜県キモイリのシンポジウム、大変有益でした。

中島 大地

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安藤忠雄氏講演会「人生100年」。

2013 年 7 月 12 日 Comments off
2013年7月12日(金)

安藤忠雄氏講演会に小熊(シャオション、倅のこと)と二人で参加しました。会場の恵那市文化センターに向かう車中で少々予習。「この人、台湾でも人気あるんだぞ」と小熊に言うと、「確かに、台湾人の好きそうな顔してる」と。って、解るんかい。

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少々遅刻で会場に到着。講演会はすでに始まっていました。「人生100年」とな。

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安藤先生のお話はこれで2回目の拝聴ですが、関西弁全開のノリ突込みはさすがに生粋の大阪人ですわ。安藤先生の話は恐らく建築と無関係でも同じように面白いんだと思います。小熊に「どうだった?」と尋ねると、「皆笑ってたけど、ボク分からなかった」と、この上ない的確な返答。しかしそれでも最後まで我慢してお話を聴いていたので、何か少しは得てくれたかも知れません。私がこのご講演から何を得たかは分かりませんが、少なくとも楽しい時間を過ごさせて頂きました。

中島 大地

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