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木材乾燥機、いよいよ稼動開始

2015 年 9 月 3 日 Comments off
2015 年9月3日(木)

加子母の仲間であり中島工務店のビジネスパートナー(有)マルワイ製材所が事業主体となり、木材乾燥機を新規導入しました。今まで使用して来た(協)東濃ひのきの家の乾燥機に故障が頻発するようになり、昨年から新規導入に向けての検討を重ねて来ました。昨年3月には鹿児島県の雄、山佐木材さんにお邪魔して壮大な取り組みを拝見しましたし、森林文化アカデミーの富田教授(当時)にもご指導頂きました。

150827-木材乾燥機

木材乾燥機の新規導入は、森林整備加速化・林業再生事業の補助を頂き実現しました。容量が27.5立方メートルの窯を2基、最長9メートルの材に対応可能です。

木材乾燥の理論には色々ありますが、私達は灯油と木屑焚きを併用するボイラーによる高温乾燥を採用しました。灯油ボイラーによる蒸気で約120℃に熱し3日間、いわゆるドライングセットをして、その後木屑焚きボイラーによる温水で約80℃に緩やかに暖め6日間乾燥させます。

というのが概ねの作戦ですが、やはり実際に使いながら独自の乾燥スケジュールを編み出して行きます。楽しみはまだまだこれからです。

中島 大地

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木材乾燥懇談会@森林文化アカデミー。

2014 年 5 月 13 日 Comments off
2014年5月13日(火)

新緑の岐阜県立森林文化アカデミーにお邪魔しました。

140513-木材乾燥懇談会01

一昨年(協)東濃ひのきの家でお手伝いさせて頂いた自力建設の看板を拝見。存在感があります。

140513-木材乾燥懇談会02

ここの重鎮(?)は我が物顔でのんびりひなたぼっこ。無邪気さに癒されます。

140513-木材乾燥懇談会03

さて、今日アカデミーにお邪魔したのは、現在進めている木材乾燥機の刷新プロジェクトに関して、木材乾燥における岐阜県の第一人者富田教授にご指導を頂くためです。富田教授はプロジェクトの中心的人物コンちゃんがアカデミー在学中に師事した方で、当時は自他共に認める師弟関係だったそうです。そんなご縁を最大限に活かして実現した本日の懇談会に、岐阜県森林研究所の土肥先生もご同席下さいました。

140513-木材乾燥懇談会04

写真の皆さんが笑顔なのは、「写真を撮ってもいいですか?」と尋ねたら「お父さんと弟さんと同じだね」と富田教授。ま、理由はどうであれいい笑顔が撮れたのでヨシ。

以下、今日の収穫です。

・ 人工乾燥でも天然乾燥でもドライングセットが必須。天然乾燥は過剰な割れが問題。
・ 養生期間を出来るだけ長く確保しながら徐々に部材別乾燥へ移行する。
・ 木屑焚きボイラーがお勧めだが木屑調達の目処を。月に1回は灰の処分が必要。
・ 30㎥前後の小規模乾燥機×2機+木屑焚きボイラー(3機分の容量)が条件に合いそう。
・ 地域の製材所のネットワークや工務店との連携を活かすべき。

点在していた知識が少しずつ繋がり線になり始めた気がします。まだまだ先は長いですが。

中島 大地

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木材乾燥見学へ。

2014 年 4 月 14 日 Comments off
2014年4月14日(月)

(協)東濃ひのきの家の業務の一つである木材乾燥機の入れ替えが待ったなしの時期を迎えていまして、現在"兄弟会社"である(有)マルワイ製材所さんが事業主体となる方向でビジネスモデルを模索しています。鹿児島の山佐木材さんの木材乾燥業務を見学させて頂き並々ならぬ刺激を頂いた先月に引き続き、今日は東海地区で二社の実例を見学させて頂きました。山佐さんの桁違いの規模に比べ、今日の見学場所は現実的に参考にしやすい規模です。

本日の見学メンバーは、お馴染みマルワイマンさんと初登場のコンちゃん。コンちゃんは短大で木材乾燥を専門に学んだ期待の星で、木材乾燥に関して無知の隣の私達二人にとっては強い味方です。

140414-マルワイメン

最初に見学したのは、ある製材所さんが所有する「高温減圧乾燥機」です。窯の中を減圧することで沸点を下げ、比較的低温で木材を乾燥させることによって短時間で色艶を損なわず乾燥を行うものです。

140414-高温減圧乾燥機01

140414-高温減圧乾燥機02

午後から見学したのは、あるプレカットさんが所有する「高温乾燥機」です。こちらでの見学ポイントは木屑焚きボイラーです。プレカットで排出する木屑の処分が導入の切っ掛けだったそうです。又、乾燥機を建物の中に収めることで、危惧されていた近隣への騒音を解消したそうです。

140414-木屑焚きボイラー01

140414-木屑焚きボイラー02

木材乾燥機の導入。全然先の見えない大プロジェクトですが、まずは課題を洗い出し一つ一つ解決して行きたいと思います。今日はその始めの一歩としてとても有意義な見学となりました。見せて下さった製材所さんとプレカットさん、ありがとうございました。

中島 大地 〇

追伸
帰り道ではおじさん二人(実は三人)が桜の観賞。今年の桜もあっという間に見納めです。

140414-田瀬の桜

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